みちひらきは誰もが「今ここにある芸術のタネ」に目を凝らし、創造的に生き、
見つけた感動を分かち合えるような場をひらきます。
本件は、世界中から学生が集まり、少人数教育、海外留学などを通じて国際教養教育を推進する国際教養大学が秋田県内の企業や地域と連携するラーニングプログラムの一環として実施しました。この授業は、「サステナビリティ学」を専門とする同大学准教授・工藤尚悟氏が担当し、学年・専攻の異なる学生が2泊3日で五城目町をフィールドに演習を行いました。
創業1688年、江戸時代から五城目で酒造りを続け、2021年に333年の節目を迎えた福禄寿酒造。十六代目蔵元・渡邉康衛氏の「節目だからと声高に「らしさ」を強調するよりも、まずは自分たちが振り返る機会にしたい」という意向を受けて、みちひらきでは「五城目の風土を表現する酒造りを目指して、未来に継ぐべき原点を問い直し、蔵のこれまでの歩みを振り返る」展覧会を共同プロデュースしました。
「こども芸術の村」プロジェクトは、2011年7月21日にスイスのジュネーブで設立された財団「日本の子供たち」の支援を受けて、東北在住のこどもを対象に京都造形芸術大学が実施した芸術教育支援活動です。
「チョー濃く!井川しよう!!」は、町民と一緒に町を「濃く(=じっくり)」見て・歩いて・語って、様々な角度から楽しみ、既にある魅力を探るための多世代交流プログラムです。
「ミカンセイ教室」は、子どもだけでなく、大人もまた感性が未完成な人=『ミカンセイジン』として、お互いの表現を認め合える親子向けアートスクールです。
「ものかたり」は「みちひらき」が運営する、秋田県五城目町にある大正期の民家を改修したアート・ギャラリーです。「展示された“もの”そのものが“語る”」声に耳を傾け、自由に想像できる余地=余白の感じられる空間で、美術分野に限らず、生活にさりげなく組み込まれた芸術までも幅広く取り上げて紹介します。