「みなくる」は赤ちゃんからお年寄りまで、誰もが利用できる公設のコミュニティ・スペースです。
「ものかたり」にて絵本ライブラリーを運営する弊社では、みなくる内の「読書ルーム」をより一層楽しめるような空間演出、イベント企画・広報・運営などを担っています。
本は目に飛び込んできたタイトルや表紙に惹かれて、それをきっかけに思いがけず世界が広がることがあります。だからこそ、読書が苦手な人に対しても、本の世界が開かれている。そんな環境づくりを目指しています。
具体的には、町内外から多世代が参加できる定期イベントとして「絵本セラピー」・「絵本ワークショップ」・「音楽と絵本の読み聞かせ」等を開催しています。また、2ヵ月ごとの選書テーマに沿って絵本・図書を選書しています。たとえば、2021年度は昨年度「みなくる」をたくさん利用してくれた小学生たちの声をヒントに、「夢」・「本」・「失敗」などをテーマに空間デザインやイベントを実施しました。
さらに「みなくる」自主開催の定期イベント、喫茶時間を嗜む「おやつカフェ」や「みなくる庵」と協働して、大人向けにも「ものづくりワークショップ」を開催しています。孫と祖父母が同じ題材の作品づくりに取り組むことになり、多世代間の共通の話題にも繋がっています。
みなくるHP:
井川町 子育て応援サイト内「子育て支援多世代交流館みなくる」
https://kosodate.town.ikawa.akita.jp/facility_search/kouryukan/index.html
創業1688年、江戸時代から五城目で酒造りを続け、2021年に333年の節目を迎えた福禄寿酒造。十六代目蔵元・渡邉康衛氏の「節目だからと声高に「らしさ」を強調するよりも、まずは自分たちが振り返る機会にしたい」という意向を受けて、みちひらきでは「五城目の風土を表現する酒造りを目指して、未来に継ぐべき原点を問い直し、蔵のこれまでの歩みを振り返る」展覧会を共同プロデュースしました。
本件は、世界中から学生が集まり、少人数教育、海外留学などを通じて国際教養教育を推進する国際教養大学が秋田県内の企業や地域と連携するラーニングプログラムの一環として実施しました。この授業は、「サステナビリティ学」を専門とする同大学准教授・工藤尚悟氏が担当し、学年・専攻の異なる学生が2泊3日で五城目町をフィールドに演習を行いました。